日時 2024年12月8日(日) 15:00KO
場所 東京大学御殿下グラウンド
●東京大学20 ー 35京都大学◯
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
東大 | 7 | 0 | 0 | 13 | 20 |
京都大 | 14 | 7 | 14 | 0 | 35 |
【1Q】
京都大学のキックで試合開始。2年QB#3田中(灘)のリターンにより自陣35yd地点からのオフェンス。
3年RB#24米田(西大和学園)へのパスはフリーになるも通らず、東京大学の1stシリーズはパントに終わる。
敵陣39ydから始まった京都大学の1stシリーズは、3年DL#2田所(浅野)がランストップを見せるものの、ランプレーでビッグゲインからの先制タッチダウン(TD)を許してしまう。(東大0-京大7)
続くキックオフでは、QB#3田中のビッグリターンにより敵陣33yd地点からのオフェンス。QB#3田中から3年TE#34太田(大阪星光学院)へのパスでゴール前2ydに侵入し、QB#3田中のキープでTDを獲得。2年DB#28原(甲陽学院)がトライフォーポイントを決め、東大は同点に追いつく。(東大7-京大7)
続く1年RB#38飯島(開成)のキックオフではビッグリターンを許してしまい、自陣23ydから京大のオフェンス。1stプレーでエンドゾーンにパスを通されTDを獲得されてしまう。(東大7-京大14)
次の東大の攻撃はパントに終わり、京大にランプレーで徐々に攻め込まれるも、2年DB#22稲垣(洛南)のインターセプトでドライブを断ち切る。
ターンオーバーにより敵陣28ydからオフェンスが始まるも、QB#3田中からRB#24米田へのパスは痛恨のインターセプト。
序盤から点を取り合う波乱の1Qとなる。(東大7-京大14)
【2Q】
2Qは自陣48ydから京大のオフェンスで始まる。ランプレーを止められずビッグゲインでTDを許してしまう。(東大7-京大21)
その後は東大、京大ともにシリーズをパントで終える。
続くシリーズでは、QB#3田中から3年WR#7鮎澤(聖光学院)へのパスで敵陣に侵入するも、QBサックを食らうなどしてパントに終わる。
2年TE#83神田(六甲学院)の見事なコントロールパントによって、敵陣7ydから京大のオフェンスを強いり、2年DL#90吉松(大阪星光学院)のロスタックルなどによりパントに追い込む。
その後は両チームとも攻めあぐね、京大の14点リードで前半を終える。(東大7-21)
【3Q】
後半は東大のキックオフにより試合再開し、敵陣38ydから京大のオフェンス。3年LB#20劉(サレジオ学院)のタックルやDB#28原のナイスカバーにより3 & outに抑える。
良いフィールドポジションから始まった東大のオフェンスは、3年RB#0小川(Chaparral High School)のダイブにより1st downを更新するも、QB#3田中からTE#34太田へのパスは痛恨のインターセプト。
自陣22ydからの京大のオフェンスは、LB#20劉のナイスタックルにより3rd down & longに追い込むも、エンドゾーンにパスを通されTDを許してしまう。(東大7-京大28)
反撃したい東大は、またもやQB#3田中のビッグリターンにより自陣43ydからのオフェンス。3年QB#8林(開成)のキープやRB#24米田へのパスで1st downを獲得し敵陣に侵入するも、痛恨のファンブルでボールを失ってしまう。
続くシリーズでは、京大の素早いRBを仕留めることができずコンスタントにゲインを許し、TDを獲得されてしまう。(東大7-京大35)
RB#24米田のオープンランとショートパスでテンポ良く1st downを獲得したところで3Q終了。(東大7-京大35)
【4Q】
インサイドへの相手の集まりが素早くなってきたところで、RB#24米田がオープンを快走しTDを獲得。(東大13-京大35)
次のシリーズでは、3年DB#27金井(海城)のナイスカバーなどにより京大のオフェンスを4th downに追い込む。勝負の4th downはDB#22稲垣の鋭いタックルによりランを止め、攻撃権を獲得する。
何としても得点したい東大は、RB#0小川のランやTE#83神田のスーパーキャッチによりテンポ良くドライブを進める。4th downギャンブルをRB#0小川のダイブにより成功させ、敵陣12ydへ侵入。RB#24米田へのカウンタープレーでゴール前1ydに迫り、最後はQB#8林が押し込みTDを獲得。(東大20-35)
続くキックオフでは1年TE#11西田(東大寺学園)の絶妙なキックにより、敵陣2ydから京大のオフェンス。最後は京大にランプレーで時間を消費され、試合終了。(東大20-京大35)
昨年の主力であった4年生が抜け、新チームの初陣となったこの試合。随所に新戦力の台頭が見られたものの、全体としてはパスオフェンス、ランディフェンスに課題を突きつけられる形となった。秋本番から一番遠いこの時期、これらの課題を長期的に克服すべく、基礎的な練習を積み重ねていく必要がある。