2024/4/28-富士フイルム戦

日時 2024年4月28日(日) 14:00KO

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 3 ー 27 富士フイルム◯

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 0 0 3 0 3
富士フイルム 0 17 7 3 27

【1Q】
富士フイルムのキックで試合開始。試合開始早々、2年QB#3田中(灘)のフィールドを切り裂くようなリターンにより、敵陣35ydから攻撃開始。このまま流れに乗りたい東大オフェンスだったが、相手DLの激しいタックルに阻まれ、3rd & out。続くディフェンスは、4年DB#25寺岡(開成)が相手のパスをシャットダウンし、富士フイルムオフェンスをパントに追い込む。
攻守交替して東大の攻撃。チームの司令塔である3年QB#8林(開成)が相手を翻弄するランで33ydのゲイン!敵陣40yd付近まで侵入する!今度こそ得点に結びつけたい東大オフェンスだったが、反則による罰退でゲインできず、パントに追い込まれる。
続く東大ディフェンスは、ランパス織り交ぜた多彩な富士フイルムオフェンスを止めきれず、自陣3ydまで侵入されたところで、1Q終了。(東大0-0富士フイルム)


【2Q】
エンドゾーン手前で粘りたい東大ディフェンスだったが、相手のパスを止めきれず、タッチダウン(TD)を許してしまう。トライフォーポイント(TFP)も成功。(東大0-7富士フイルム)
富士フイルムのキックオフカバー(KC)で試合再開。QB#3田中のナイスリターンで自陣27ydから東大の攻撃開始。しかし、思うようにゲインすることができず、3rd & out。4年DB/P松田#19(開成)のナイスパントで大きく陣地を回復し、敵陣38ydから富士フイルムオフェンスとなる。続く東大ディフェンスは、3年DB#48椿野(兵庫県立神戸)の研ぎ澄まされたパスカットなど随所に好プレーが光ったが、最後は相手のパスを止めきれず、2度目のTDを許してしまう。TFPも成功。(東大0-14富士フイルム)
富士フイルムのKCで試合再開。流れを変えたい東大オフェンスはパスを試みるが、堅牢な富士フイルムディフェンスに阻まれ、3rd & out。パントで攻守交替。続く東大ディフェンスは、富士フイルムOLの強力なブロックと相手QBの力強いランを止められず、自陣9ydまで侵入を許してしまう。しかし、頼れるディフェンスリーダー4年LB#41大島(開成)のナイスタックルや期待の3年DL#2田所(浅野)のロスタックルが炸裂し、TDを許さない。富士フイルムオフェンスをFGに抑える。FGは成功。(東大0-17富士フイルム)
富士フイルムのKCで試合再開。何とか得点に結びつけたい東大オフェンスは、4年RB#39山川(浅野)の力強いランとQB#8林の相手を翻弄する華麗なランで1st downを更新する。しかし、起死回生を狙い、投じたパスが相手DBにインターセプトされ、攻守交替。富士フイルムオフェンスはニールダウンで残り時間を消費し、2Q終了。(東大0-17富士フィルム)

【3Q】
ハーフタイム終了後、東大のKCで試合再開。続く東大ディフェンスは、4年DL#91金本(開成)のスピードのあるパスラッシュとパシュートで1st down更新を許さず、富士フイルムオフェンスをパントに追い込む。ここで2年生ながらリターナーとしてチームを牽引するQB#3田中が好リターン!敵陣40ydまで侵入し、東大オフェンスに襷をつなぐ。
東大オフェンスは4年QB/WR#17風間(開成)のオープンを駆け上がるランなどで着実にゲインし、最後は2年DB/K#28原(甲陽学院)が堅実にFGを決め、東大が3点を獲得する。(東大3-17富士フイルム)
東大のKCで試合再開。続く東大ディフェンスは、4年LB#54江原(甲陽学院)のシュアなタックルなどで食い下がるが、多彩な攻撃を誇る富士フイルムオフェンスのロングドライブを断ち切ることができず、最後はランでTDを許してしまう。TFPも成功。(東大3-24富士フイルム)
富士フイルムのKCで試合再開。続く東大オフェンスがRB#39山川の中央のランを展開したところで3Q終了。(東大3-24富士フイルム)

【4Q】
東大オフェンスから4Q開始。しかし、試合終盤になってもまったく激しさが衰えない富士フイルムディフェンスに阻まれ、3rd & out。パントで攻守交替。続く東大ディフェンスは、本日絶好調のDL#2田所がロスを支配し、1ロスタックル、1QBサックと大暴れ!富士フイルムオフェンスをFGに抑える。FGは成功し、富士フイルムが3点追加。(東大3-27富士フイルム)
富士フイルムのKCで試合再開。東大はフェアキャッチを選択し、自陣25ydから東大オフェンスとなる。東大オフェンスはオプションプレーやパスプレーを展開するが、どれも富士フイルムの強力なDL陣に阻まれ、3rd & out。パントで攻守交替。続く東大ディフェンスは、富士フイルムオフェンスに自陣への侵入を許すが、LB#41大島のロスタックルやDL 陣のパシュートで相手のオフェンスを断ち切り、FGに追い込む。富士フイルムはFGを失敗し、東大ディフェンスはこのドライブを無失点で切り抜ける。
続く東大のオフェンスは、RB#39山川の中央のランで前進するが、最後は相手のエースDLにQBサックを許したところで試合終了となった。(東大3-27富士フイルム)
新戦力の躍動など随所に好プレーは見られたが、オフェンス、ディフェンス共に課題の残る悔しい結果となった。この雪辱を果たすべく、WARRIORSは今年、関西での開催となる京大との双青戦に乗り込む。

前の記事

2024/4/20-帝京大学戦

次の記事

2024/5/12-京都大学戦