2024/6/2-立命館大学戦

日時 2024年6月2日(日) 14:00KO

場所 BKCグリーンフィールド

●東京大学 14 ー 28 立命館大学◯

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 0 7 7 0 14
立命館 14 7 0 7 28


【1Q】
4年LB/K#41大島(開成)のキックで試合開始。敵陣23ydから東大の守備となる。4年DL#97竹内(筑波大学附属駒場)や4年DB#23小城(大阪教育大附属池田校舎)のタックルなど、随所でナイスプレーを見せる東大ディフェンスだが、強力な立命館オフェンスを止めることができず、タッチダウン(TD)を許してしまう。トライフォーポイント(TFP)も成功。(東大0-7立命館)
立命館のキックで試合再開。ここで、2年QB#3田中(灘)がナイスリターン!一気に敵陣奥深くまで迫る79ydのビッグリターンを見せ、敵陣17ydから東大の攻撃開始。このチャンスをなんとか得点に結びつけたい東大オフェンスだったが、パスを決め切ることができず、フィールドゴール(FG)も外してしまい無得点でこの攻撃を終える。敵陣20ydから東大の守備開始。ここで悪い流れを切りたい東大ディフェンスだったが、相手のランパスを織り交ぜたプレーになかなか対応することができず、2度目のTDを許してしまう。TFPも成功。(東大0-14立命館)
立命館のキックで試合再開。再び、QB#3田中がナイスリターンを見せ、2年生ながらにチームを牽引し、東大に勢いをもたらす!相手のカバーの間をするすると抜けていき、自陣46ydから東大の攻撃開始。今度こそ得点に結びつけたい東大オフェンスは、3年WR#7鮎澤(聖光学院)の相手を押し込む力強いブロックや、3年RB#24米田(西大和学園)の相手のタックルを振り払うランで1st downを更新すると、その後も3年QB/P#8林(開成)を中心とした相手を翻弄するオプション攻撃で敵陣14ydまで攻め込む。ここで1Q終了(東大0-14立命館)

【2Q】
エンドゾーン目前まで迫った東大オフェンスは、勢いそのままにQB/P#8林のQBキープでTD!3年DB/K#21舟本(栄光学園)がTFPを決め、さらに1点追加する。(東大7-14立命館)
東大のキックで試合再開。敵陣43ydから東大の守備開始。相手の反則もあり、不利なシチュエーションに追い込むと、パスに素早く反応したDB/K#21舟本が反撃の狼煙をあげるインターセプト!攻守交替となり、同点に追いつくチャンスをチームにもたらす。
自陣28ydから東大の攻撃開始。ランに反応した相手ディフェンスの裏をかいた、2年TE/P#83神田(六甲学院)へのパスが決まり、1st downを更新して敵陣まで攻め込むも、固い立命館ディフェンスに阻まれ、パントに追い込まれる。TE/P#83神田のナイスパントで攻守交替し、敵陣6ydから東大の守備開始。LB/K#41大島や4年DB/P#19松田(開成)などが、要所要所でナイスタックルを見せるも、スクリーンパスを中心に1st downを更新され続け、自陣深くまで攻め込まれる。DB#23小城の簡単には捕球を許さないハードタックルなど、粘り強いディフェンスを見せるも、相手のパスを防ぎ切ることができずTDを許す。TFPも成功(東大7-21立命館)
立命館のキックで試合再開。ここで前半終了(東大7-21立命館)

【3Q】
立命館のキックで試合再開。自陣18ydから東大の攻撃開始。東大側のミスもあり3 & outでパントに追い込まれ攻守交替。自陣45ydから東大の守備開始。立て続けにランでゲインを重ねられるも、本日絶好調のDB#23小城が流れを一気に引き寄せるビッグプレーを見せる!相手のパスを完璧に予測し、WRの前に入り込んでパスをインターセプトすると、そのまま自陣43yd地点までリターン。攻守交替し東大の攻撃開始。4th downギャンブルでは4年WR#1出蔵(駒場東邦)のオープンランで1st down更新。その後も4年QB#17風間(開成)のQBキープや、WR#1出蔵のパスキャッチで1st downを次々と更新し、エンドゾーン目前まで迫ると、最後はQB/P#8林がQBキープで押し込んでTD!TFPも決め、東大が7点追加。(東大14-21立命館)
東大のキックで試合再開。4年LB#54江原(甲陽学院)、3年LB#20劉(サレジオ学院)が相手を青天させる力強いヒットを見せるも、リターナーのナイスリターンで敵陣39ydから東大の守備開始。なんとか得点を防ぎたい東大ディフェンスであったが、強力な立命館オフェンスを相手に縦に推進力のあるランや個々の技術の光るパスキャッチなどで自陣36yd地点までドライブを進められ、ここで3Q終了。

【4Q】
続く東大ディフェンスはなんとか粘りを見せたいところだったが、最後はランでTDを許してしまう。TFPも成功。(東大14-28立命館)
立命館のキックで試合再開。QB#3田中のワイドへのリターンで自陣28yd地点から東大の攻撃開始。時間も少なくなり、このドライブを何としてもTDまで持っていきたい東大オフェンスは相手ディフェンスの裏をつくTE/P#83神田へのパスやQB#3田中のQBキープで状況の打開を試み、4th downギャンブルも成功させて敵陣40ydまで攻め込むも、相手ディフェンスにボールを狙われ、痛恨のファンブルをしてしまい、立命館側がボールを確保したことで攻守交替。続く東大ディフェンスでは、1st down更新を許しつつも、相手のミスを見逃さず、DB/P#19松田がロスタックルを決めると、4年DB#25寺岡(開成)のナイスカバーなども重なり、立命館オフェンスをパントに追い込み攻守交替。
自陣24ydから東大の攻撃開始。パスや4年WR#80光吉(開成)のオープンランで1st downを更新するが、ここで東大オフェンスにピッチミスが出てしまい、4th downギャンブルに追い込まれ、QB/P#8林のQBキープで1st down更新を図るも、ギリギリのところで相手ディフェンスに阻まれて攻守交替。
自陣47ydから東大の守備開始。パスラッシュに人数をかけるなど、相手のQBに圧をかけてQBサックを狙うも、上手く相手のパスオフェンスにかわされ、自陣8ydまで攻め込まれてしまう。しかし、4年DL#9張田(ラ・サール)のパスラッシュやディフェンシブバック陣のナイスカバーなどで粘り強さを見せる東大ディフェンスは、4th downまで相手のパスを守り抜き、このドライブを無得点で抑え、攻守交替。
自陣8ydから東大の攻撃開始。なんとか意地を見せたい東大オフェンスは、RB#24米田のスーパーキャッチやオプションプレーで着実にゲインを重ね、敵陣42ydまで攻め込むもここで試合終了。(東大14-28立命館)

今回の試合は、オフェンス・ディフェンスともに好プレーが見られ、明確に春シーズンの成長を感じることのできる試合であったが、最終的には地力の差を見せつけられる結果となった。良かった点も悪かった点もしっかりと受け止め、今後の試合でもさらに成長した姿を見せてくれるだろう。

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