2024/10/5-明治大学戦

日時 2024年10月5日(土) 11:00KO
場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学28  ー  27明治大学●

  1Q 2Q 3Q 4Q 延長 TOTAL
東大 3 3 7 7 8 28
明治 0 10 7 3 7 27

【1Q】
明治のキックで試合開始。2年QB#3田中(灘)がリターンし、自陣27ydより東大が攻撃開始する。いきなり3年QB#8林(開成)の思い切りの良いQBキープにより27ydゲインし、敵陣に侵入する。その後も3年TE#34太田(大阪星光学院)へのショートパスや4年RB#33中村(開成)のランプレーなどで着実に1st downを更新する。ここで4年QB/WR#17風間(開成)の気迫のこもったQBキープで一気にゴール前9ydまで前進するも、出足の速い明治ディフェンスの前にタッチダウン(TD)を取ることができず4th downに追い込まれる。3年DB#21舟本(栄光学園)が確実にフィールドゴール(FG)を決め、東大が3点を先制する。(東大3-0明治)
4年LB#41大島(開成)の豪快なキックで試合再開。敵陣24ydから東大ディフェンス。3年DB#48椿野(兵庫県立神戸)のナイスタックルも見られたが、相手RBの鋭いカットによるランにより1st down更新を許す。その後もオフサイドの反則や明治のランパス織り交ぜた攻撃により押し込まれそうになるも2年DB#28原(甲陽学院)の身体能力を活かしたパスカットや4年DB#19松田(興)(開成)の力強いタックルにより粘りを見せ簡単にゲインを許さない。相手のスクリーンパスを4年LB#30江原(甲陽学院)がタックルしたところで1Q終了。

 

【2Q】
LB#41大島とDL陣一丸となったランストップで相手エースRBをロスタックルし、チームに勢いをつける。DB#28原が良いパスカバーを見せるが惜しくもパスを通され、ゴール前2ydまで前進される。粘りを見せたい東大ディフェンスだったが、相手QBによるランプレーで明治にTDを許し、トライフォーポイント(TFP)のキックも決められる。(東大3-7明治)
東大のリターンで試合再開。ここでQB#3田中が快足を飛ばしビッグリターンを演出する。敵陣34ydより東大攻撃開始。この勢いに乗ってQB#17風間の中を切り裂くQBキープで24ydゲインし、ゴール前10ydまで前進する。その後もQB#8林による3連続のQBキープでTDを狙うが、明治ディフェンスの厚い壁に阻まれ惜しくも4th downに追い込まれる。FGは確実に成功させ東大が3点を追加する。(東大6-7明治)
東大のキックで試合再開。敵陣32ydからの東大ディフェンス。DB#28原がナイスタックルをみせるも相手RBにロングゲインを許し、自陣20ydまで侵入される。4年DL#97竹内(筑波大学附属駒場)や経験豊富なLB陣が相手RBに襲いかかり、簡単にゲインを許さない。最後は3年DB#6藤本(浅野)の強烈なパスラッシュによりパス失敗を誘い4th downに追い込む。FGは成功し、明治は3点を追加する。(東大6-10明治)
東大のリターンで試合再開。自陣28ydから東大攻撃開始。3年RB#24米田(西大和学園)や4年WR#80光吉(開成)によるオープンのランで着実にゲインを重ねるが4th down &1に追い込まれる。ここで東大はギャンブルを選択し、QB#17風間のQBスニークにより1st downを獲得する。3年RB#24米田が再びオープンを駆け上がり、ロングゲインをした後、反則もあり4th down &4に追い込まれるが、東大は再びギャンブルを選択する。RB#33中村による執念のランプレーも1st down 更新には至らずギャンブル失敗。攻守交替となる。明治オフェンスがランプレーを行ったところで前半終了。

 

【3Q】
東大のキックで後半開始。敵陣25ydより明治が攻撃を開始するが、ファーストプレーでDB#19松田(興)が値千金のインターセプト。攻守交替し、東大はゴール前5ydという絶好の位置から攻撃を開始する。QB#17風間のQBキープで着実に前進すると最後は4年RB#39山川(浅野)のフィジカルを活かしたランプレーでエンドゾーンまでボールを運びTD。TFPのキックも成功し7点を追加する。(東大13-10明治)
東大のキックで試合再開。相手RBによるランプレーやQBスクランブルによりゲインを許すもDB#6藤本の素晴らしいパスカットや相手の反則などもあり東大ディフェンスは粘りを見せる。しかし最後は24ydのパスを決められTDを許してしまう。TFPのキックも成功し明治が7点を追加する。(東大13-17明治)
東大は自陣22ydから攻撃再開。明治の鋭いタックルによって3rd down&8に追い込まれるもWR#80光吉の豪快なオープンのランで1st downを獲得する。勢いに乗りたい東大だったがディープを狙ったパスが痛恨のインターセプト。攻守交替となる。明治がランプレーを行ったところで3Q終了。

 

【4Q】
明治の攻撃で試合再開。DB#19松田(興)のあわやインターセプトというナイスカバーやロスタックル、そしてDL陣の鋭いランストップなどで相手オフェンスを封じ、最後は4年DL#91金本(開成)の激しいQBサックにより4th down に追い込む。パントで攻守交替し東大は自陣35ydから攻撃を開始する。OL陣のしつこく粘り強いブロックにより着々とゲインを重ねる。この日大活躍のQB#17風間のQBキープや4年WR#1出蔵(駒場東邦)の力強いランなどでレッドゾーンに侵入するとWR#80光吉が自慢の快足を飛ばしてオープンを駆け上がり1st down を獲得する。最後もWR#80光吉がエンドゾーンにボールを持ち込みTD。TFPのキックも成功し東大が7点を追加し逆転に成功する。(東大20-17明治)
東大のキックで試合再開。相手WRがパスキャッチしたボールをDL#91金本がかき出し、ファンブルさせる。LB#30江原がボールを確実に抑えターンオーバー。攻守交替となる。続く東大のオフェンスはランを選択するも1st down更新には至らずパントを選択。再び攻撃権が明治に移る。相手QBが投げたディープへのパスをWRがスーパーキャッチしゴール前24ydまで侵入される。その後4th down に追い込むも残り6秒でFGを決められ同点とされる。(東大20-20明治)
東大のリターンで試合が再開されるも得点することはできず、タイブレークにもつれ込む。

 

【延長】
先攻は明治。ランプレーで大きなゲインを許すと最後は相手QBのランによりTD を許してしまう。TFPのキックも成功し明治が7点を追加する。(東大20-27明治)
後がなくなった後攻の東大はRB#39山川による会心のランで11ydゲインする。その後もQB#8林のQBキープやRB#39山川の力強いランで1st downを獲得し、続くプレーでQB#8林自らエンドゾーンに持ち込みTD。ここで東大は2ポイントコンバージョンを選択する。一度WR#80光吉へトスしたボールを2年TE#83神田(六甲学院)へリバースし、そのままエンドゾーンまで運び2ポイントコンバージョンは成功。東大が逆転し、そのまま試合終了。(東大28-27明治)
東大が劇的な幕切れで待望のシーズン初勝利を飾った。

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