2014/10/4-駒澤大学戦
日時 10月 4日 16:30 Kick Off
場所 アミノバイタルフィールド
○東京大学 35 ― 7 駒澤大学●
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
東京大 | 7 | 7 | 7 | 14 | 35 |
駒沢大 | 0 | 7 | 0 | 0 | 7 |
Game Report
曇天のアミノバイタルで迎える第3戦の相手はBIG8有数の強豪駒沢大。
まさに2014戦士達の真価が問われる大事な一戦。
ウォリアーズ魂を思う存分発揮して必ずや勝利をもぎ取る!
【1Q】駒大キックオフで試合開始。
#35北岡(4年)の気迫溢れる好リターンにより、東大1stシリーズは自陣43ydから。
先発QBは#12大槻(3年)。
WR#19野金(2年)への6ydパスの後の中央ランは僅か1ydで3rd-3となるも、RB#28宮崎(3年)のオプションピッチでFD獲得/敵陣45ydへ。
WR#7藤原(2年)が公式戦初レシーブとなる16ydパスを見事にキャッチ。 ゴール前29ydへ。
QB#12大槻がオプションキープで中央を快走/ゴール前15ydへ。
最後はTE#81岸本(2年)がフェイクパスをキャッチし、そのままエンドゾーンへ。
6プレー/57ydの鮮やかなTDドライブ完結!
#18佐藤(3年)のTFPも決まり、7-0。(2:39)
続くキックオフでは#24甲斐(2年)がナイスタックル。 駒大1stシリーズは自陣22ydから。
3ydパスの後のQBキープはILB#47清水(4年)が気迫溢れる見事なタックル。
3rd-2と追い込むが、エースRBのランにFD献上/自陣33ydへ。
エースRBがオープンをまくろうとするも、アスリートCB#29堀江(3年)が立ちはだかる。
見事にノーゲインに仕留め、更にドローもDL・LB陣がゲインさせない。
3rd-10のフェイクパスも失敗させ、4th-10/パント。
気迫溢れる東大ディフェンス陣お見事!駒大のパントはスナップが乱れ距離が伸びず。
東大2ndシリーズは自陣45ydと絶好のポジションから。
FB#23初谷(4年)の3ydダイブの後、WR#8川嶋(3年)へのフェイクパス成功。
FD更新/敵陣43ydへ。
RB#42宮山(2年)が中央突破して好走/ゴール前29ydへ。 さあ、絶好の追加点のチャンス。
・・・しかし、なかなか上手く行かない。
パス失敗、オプションキープはロスで3rd-13。 更にQBランを試みるも僅か3ydゲインで4th-10。
一度は46ydFGを試みようとするも東大はタイムアウトを取って手堅くパント。
#88寒竹(3年)が落ち着いてコントロールパントを蹴り、ボールはゴール前へ。
パンターとして試合毎に成長を見せる#88寒竹のナイスプレー。
自陣ゴール前1ydからの駒大2ndシリーズ。
2回のパワープレーに4ydしかゲインを許さず3rd-6と追い込むも、エースRBのパワープレーでFD献上/自陣14ydへ。 オプションキープを僅か1ydに留め、中央ランをDL#90杉野(3年)・ILB#44倉地(4年)が ナイスタックル。
見事に1ydに仕留め、3rd-8としたところで2Qへ。
【2Q】続くパスも失敗させて4th-8/パント。 駒大は今回もミスパント。
東大3rdシリーズは敵陣ゴール前30ydから。
今度も絶好の追加点チャンス!
先ずはRB#42宮山が5ydオプションピッチラン。 更にRB#28宮崎が中央を突いて3rd-インチ。
ディレーオブザゲームになる寸前で東大はタイムアウト。
QB#12大槻がオプションキープで好走/ゴール前16ydへ。 OL陣の好ブロックが光るプレー。
1stプレーでQB#12大槻がロールアウトからのキープで10yd近く好走。
さあ一気にTD!のはずも・・・グラウンドには反則を告げるイエローフラッグ。
東大ホールディングの反則で10yd罰退/1st-20。
こういう肝の場面で反則を犯すチームはTOP8には上がれない!
WR#85菅原(4年)への12ydパスが通るも2nd-8。
RB#42宮山の中央~オープンへのランは2ydロス/3rd-10。 東大は2回目のタイムアウト。
エンドゾーンぎりぎりへ投じられた難しいパスをWR#85菅原が見事にキャッチ。
誰もがTD!と沸き立つも・・・惜しくもエンドゾーン外でのキャッチとの判定。
結局4th-10となり、32ydFGトライ。 成功して然るべき距離だったが失敗。
今回も絶好のチャンスを活かせないウォリアーズ。
駒大3rdシリーズは自陣25ydから。
1stプレーでエースRBが中央を抜け、巧みなカットとスピードでオープンを独走。
このまま一気にTDかと思われたところへ、逆サイドのCB#29堀江が持ち前のスピードで諦めずに必死にパシュート。 何とか東大陣45ydで追いつく。
まさにウォリアーズ魂の真髄とも言うべき素晴らしいプレー。
続くプレーでもエースRBが11ydドロー/ゴール前34ydへ。 このままドライブを許してしまうのか?
しかし、ここで超ビッグプレー炸裂!
駒大QBがロールアウトして投じたロングパスをWRと競り合いながらSF#1船倉(3年)が見事にインターセプト。
これで攻守交代と沸き立つも、・・・グラウンドにはイエローフラッグ。
何と東大にラフィングザパッサーの反則。
大事なことは冷静に戦うこと!獣のように興奮してラフプレーをすることではない!
折角のビッグプレーを帳消しにする最低最悪の反則によって15yd罰退。
駒大は東大ゴール前19ydへ。
1stプレーのQBキープはDL#79山名(4年)の気迫溢れる守備で4ydロス。
エースRBの中央ランは僅か2yd。 これで何とか3rd-12まで追い込むも、最後はQBのロールアウトランにTDを許してしまう。 TFPも決まり、7-7と試合は振り出しに。(6:12)
駒大TFP時にまたもや東大に反則発生。 スナッパーへの突き当りで15yd罰退。
駒大キックオフはハーフラインからとなり、タッチバック。 東大4thシリーズは自陣25ydから。
優勢に進めながらも度重なる反則で流れを悪くしているウォリアーズ。
自らの力で流れを変えられるか?
・・・先ずはRB#42宮山が中央突破の18ydランで自陣43ydへ。
次いでWR#85菅原への16ydパスが見事にヒット/敵陣41ydへ。
RB#42宮山の5ydドローで2nd-5とするも続くオプションピッチは僅か2yd/3rd-3。
続くパスプレーはフリーのWRを探して探してWR#7藤原へヒット。
長時間体を張ってQBを守ったOL5人衆-#74加藤(2年)・#59清水(4年)・#61林(3年)・#57渡部(4年)・#78今野(3年)。
OLを信じ、WRを信じて冷静にパスを投じたQB#12大槻。
巧みにフリーになりナイスキャッチのWR#7藤原。
三位一体の見事なプレーにより、いよいよゴール前24ydへ。
2回連続でショートパスが通るもRACできず3rd-6/残り時間2分半。
RB#42宮山が中央を突いて4~5ydゲインするも、またもやイエローフラッグ。
また東大の反則か・・・と思いきや、駒大側のオフサイドの反則。 5yd前進/3rd-インチ。
コールされたプレーはブーツレッグからのFB#23初谷へのパス。
これが見事に決まり、ゴール前8ydへ。
中央ランはノーゲイン、QBキープは2ydで3rd-6/残り時間40秒。
誰もが固唾を呑む中でWR#85菅原へのスラントインが見事にヒット・TD!
低く難しいパスをここ一番の頼りになるエースWR#7菅原がナイスキャッチ。
集中力の途切れない12プレー/75ydの素晴らしいTDドライブであった。
#18佐藤のTFPも勿論成功、14-7と逆転。(残り30秒)
続くキックオフでは#81岸本がリターナーを掴み、#5小森(4年)がタックルを浴びせる好カバー。
駒大最後の攻撃は自陣27ydから。
エースRBのオプションピッチとドローにゲインを与えず止めたところで前半終了。
【3Q】東大キックオフで後半開始。
#18佐藤のキックは素晴らしい超ロングキック。
必死にキャッチしたリターナーはバランスを崩し膝をつき、駒大1stシリーズは自陣ゴール前6ydから。
エースRBの中央ランに7ydゲインされるも、その後の2プレーをDL#95神田(3年)・DL#21中(4年)・ILB#47清水等がナイスタックル。
結局4th-1/123パントに仕留め、幸先の良い後半戦スタート。
東大1stシリーズは敵陣46ydと好ポジションから。
パス投げ捨てで2nd-10となるも、RB#42宮山の8ydオプションピッチで3rd-2。
QB#12大槻の中央ランでFD更新/敵陣35ydへ。 しかし、この後はFD更新できず4th-8/パント。
#88寒竹が今回も見事なコントロールパント。 駒大2ndシリーズは自陣ゴール前4ydから。
エースRBのパワープレーを2ydに仕留め、2人のタックラーを振り切ってオープンに出ようとするQBをCB#29堀江が見事に2ydロスタックル。 本試合再三の活躍を見せるCB#29堀江のナイスプレー!
3rd-10のパスも失敗。 今回も4th-10/123パントに仕留めた東大ディフェンス陣!
しかも、駒大はミスパント。 東大2ndシリーズは敵陣ゴール前15ydから。
今度こそ絶対に追加TDを奪いたい。
先ずはRB#42宮山の7yd中央ランで2nd-3/ゴール前8yd。
次プレーはQB#8大槻のブーツレッグからのパス。
エンドゾーンでフリーになったWR#8川嶋へ見事なTDパスがヒット。
#18佐藤がTFPを決め、21-7と突き放しにかかる。(6:25)
続くキックオフでは駒大リターナーがリターンしようとした瞬間に不運にも怪我。
駒大3rdシリーズは自陣6ydから。
ドロー・中央ランでFD献上/自陣32ydへ。 サイドスクリーンで自陣43ydへ。
2回のFD更新を許し少し嫌な感じになるも、気迫溢れる東大ディフェンス陣。
オプションピッチはDL#21中がナイスタックル/僅か1ydゲイン。
サイドスクリーンはDL#79山名が見事に1ydロスタックル。 フェイクパスは失敗。
4th-10とし見事に駒大オフェンスを断ち切る。
東大3rdシリーズは自陣24ydから。
先ずはRB#42宮山が中央を抜けて12ydナイスラン/自陣36ydへ。
しかし、2プレー目のパスでWRが弾いたボールを駒大がインターセプト。
ターンオーバーで攻撃権を手にした駒大4thシリーズは自陣45ydから。
しかし、1stプレーのロールアウトパスで、東大側に超ビッグプレー炸裂!
WRの前に入ったSF#2村本(2年)が見事に見事にインターセプト。
アスリート#2村本が公式戦2試合目で演じた値千金のナイスプレー!
目まぐるしく攻守が変わり、東大4thシリーズは敵陣46ydから。
1stプレーでQBサックを食らい、2nd-17。
HOフェイクからのQB#12大槻のオープンランとRB#42宮山のオプションピッチで各々5ydゲインするも4th-7/123パント。
【4Q】スナップが乱れ、普通ならパンターがキャッチできないハイボール。
しかし、長身の#88寒竹がジャンプ一番ナイスキャッチ。
そのまま右へ動いてパントすると思いきや、自らオープンを疾走するスペシャルプレー。
持ち前の俊足を活かしてFD獲得/ゴール前28ydへ。
これで再び息を吹き返した東大オフェンス陣。
3rd-11となるも、ここでこの試合一番の好プレー。 QB#12大槻がドローフェイクの動きから、中央深くへ切り込んだWR#85菅原へのパスを見事にヒット。
プレーコール・パス・キャッチどれも素晴らしい最高のプレー。 さあ、一気にゴール前6ydへ。
最初のブーツレッグパスは投げ捨て。
QB#12大槻のオプションキープは4ydゲインでゴール前2yd。
最後はRB#42宮山が中央を突き、何とか力で押し込んで4本目のTD!
#18佐藤のTFPも決まり、28-7。(2:27)
ほぼこれで勝負あり。
駒大5thシリーズは自陣30ydから。
今回も気迫溢れる東大ディフェンス陣。 パスはCB#20金本(3年)がカット。
リバースもCB#20金本が良く反応して僅か2ydに仕留める。
スクランブル発進したQBをDL#90杉野がナイスタックル/僅か1yd。
結局4th-7/123パントに仕留める。
しかもパントが飛ばず、東大5thシリーズはハーフラインから。
3回のランでFD更新できず、今回は4th-2/123パント。
#88寒竹が今回も見事なコントロールパント。 駒大6thシリーズは自陣9ydから。
QBラン、パスで2回FD更新され、自陣46ydへ。
しかし、ずるずるドライブを許さず、ここで踏み止まる東大ディフェンス陣。
ロールアウトからのスクランブルを1ydに留め、フェイクパスは失敗。 更にパス失敗で4th-9。
当然駒大はギャンブル。
しかし、スクランブルからオープンに出たQBをフィールド中央からパシュートしたDL#95神田が僅か3ydゲインに仕留め、交渉交代。
残り時間3分半。
今度もハーフラインからの東大6thシリーズ。 ここでQBは#15古屋(3年)に交代。
FB#23初谷の6ydダイブの後、RB#42宮山が中央を突きFD獲得/敵陣39ydへ。
更にRB#42宮山がアイソレーションから好走/ゴール前27ydへ。
3rd-6となるも、RB#42宮山がオプションピッチでゴール前7ydまで快走。
残り時間52秒、今シリーズをTDに結び付けて終わりたい。 東大は後半最初のタイムアウト。
フェイクパスは失敗するも、QB#15古屋がオプションキープでナイスラン。 ゴール前1ydへ。
最後はTE#81岸本へのフェイクパスが見事にヒットし、今試合5本目のTD!
今季初起用のQB#15古屋が司令塔として完結させた素晴らしいTDドライブ!
#18佐藤のTFPも勿論成功し、35-7。(残り29秒)
続くキックオフでも気合の入った東大は見事なギャングタックル。
駒大レイトヒットの反則もあり、駒大最後の攻撃は自陣13ydから。
先ずはエースRBのドロー。 途中出場のILB#48渡辺(2年)が見事に反応し4ydに留める。
夏合宿MIPの#48渡辺の高いポテンシャルを感じさせるプレー。
続くパスは失敗するもスクランブルでFD獲得/自陣25ydへ。
残り時間5秒、最後のプレー。
DL#62坂本(2年)とDL#79山名がQBサックしたところで試合終了。
開幕2連敗のショックから立ち直り、気迫と集中力で見事な今季初勝利を飾った2014戦士達。
ウォリアーズ魂健在なり。
残り3試合全て勝つ・・・できることやれることは唯これだけ。
自分を高め、仲間と切磋琢磨して強い気持ちでやるしかない。
頑張れ、ウォリアーズ! 頑張れ、2014戦士達!