2022/5/15-京都大学戦
日時 2022年5月15日(日) 13:30KO
場所 宝ヶ池公園球技場
●東京大学 7 ー 34 京都大学◯
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
東大 | 0 | 7 | 0 | 0 | 7 |
京大 | 7 | 0 | 7 | 20 | 34 |
Game Report
【1Q】
麗らかな春の日差しが降り注ぐ宝ヶ池公園球技場に4年LB/K#66富山(攻玉社)のキックの快音が響き渡る。試合開始。序盤から4年DL#42坂牧(本郷)、2年LB#58大島(開成)のアグレッシブなディフェンスが光るも、相手QBの力強いランと正確なパスに苦戦。最後はダイブプレーで押し込まれタッチダウン(TD)を許す。直後のトライフォーポイント(TFP)のキックも成功し先制される。(東大0-7京大)
自陣25ydより東大の攻撃。3年RB#95伊佐治(東京都立戸山)の獰猛なランプレー、3年QB#19曽原(筑波大学附属)の敵を欺くオプションプレーでゲインを重ねるも1st down更新できず。2年DB/P#36松田(興)(開成)の大きな弧を描くナイスパントで攻守交替。続くディフェンスはDB#36松田(興)のナイスカバーもあり1st down更新を許さずに攻守交替。続くオフェンスでは、2年WR#80光吉(開成)のセンス光るパスキャッチ、QB#19曽原の力強いランで1st down更新を重ねたところで第1Q終了。(東大0-7京大)
【2Q】
陣地を変えて東大の攻撃。4年RB#33佐藤(六甲学院)のパワフルなランで4th down&1まで攻め込む。ここで1st down更新を狙うも反則によりギャンブル失敗し、攻守交替。続くディフェンスでは2年LB#47江原(甲陽学院)のハードタックルで相手RBのファンブルを誘い、4年LB#61浅海(海城)が鮮やかにリカバーして、攻守交替。絶好の位置で攻撃権を得た東大はQB#19曽原のランでゲインを重ねるも京大の気迫あふれるディフェンスに阻まれ4th down&3に追い込まれる。ここで東大はギャンブルを選択。2年RB#49中村(樹)(開成)のランでギャンブルに成功し1st downを更新。流れに乗った東大は、QB#19曽原、RB#49中村(樹)のランで攻め込み、最後はこの日大活躍のファンタジスタQB#19曽原のランでTD。4年DB/K#27田上(栄光学園)がTFPのキックを冷静に決めて同点に追いつく。(東大7-7京大)
敵陣40yd付近から東大の守備開始。4年DL#99長利(ラ・サール)を筆頭にDL陣の力強い好守備、LB#61浅海の強烈なタックルで京大オフェンスに前進を許さない。攻守交替して自陣20ydから東大の攻撃。ここは京大守備に阻まれ1st downを更新することができず、パントで攻守交替。続くディフェンスではランでロングゲインを許すも、4年DL#91竹村(駒場東邦)が冷静に守り切り、最後はDL#99長利のインターセプトで攻守交替。東大はランプレーで時間を流して前半終了。(東大7-7京大)
【3Q】
京大のキックで試合再開。エースRB#33佐藤のランで1st downを更新するも、続くプレーで相手ディフェンスのタックルを受けファンブルロスト。攻守交替。京大QBのいきなりのロングパスをDB#36松田(興)が相手WRに張り付きナイスカバーで守るも、またもや相手QBのスクランブルを止めきれずゴール前まで攻め込まれる。ここで東大はDL#91竹村のハードタックル、4年LB#59込山(開成)のテクニック光るパスラッシュで粘りのディフェンスを魅せるも、最後はパスを通されTDを許す。TFPのキックも成功し再度点差をつけられてしまう。(東大7-14京大)
RB#33佐藤のキックオフリターンから、自陣25yd付近で攻撃開始。4年RB#40国京(開成)の野生的なラン、WR#80光吉のランでゲインするも1st downを更新することができない。パントに追い込まれるが、ここでスナップが手につかず陣地を回復できずに攻守交替。自陣30yd付近の厳しい位置から守備開始。DB#36松田(興)、LB#59込山の正確無比なタックルでゲインを最小限に抑える。しかしショートパスや中央のランプレーでジリジリとゴール前1yd付近まで攻め込まれたところで第3Q終了。(東大7-14京大)
【4Q】
ここを守り切りたい東大だったが、最後はダイブプレーで押し込まれてTDを許す。TFPのキックも成功し京大に突き放される。(東大7-21京大)
ビッグリターンを狙いRB#33佐藤が決死のリターンを試みるも相手のナイスプレーに阻止され、自陣15yd付近から攻撃開始。なんとか点が欲しい東大、WR#80光吉が再度ロングパスをキャッチし反撃の狼煙を上げる。しかし直後のプレーでファンブルロストし攻守交替。これ以上失点を許したくない東大は、4年LB#8関(聖光学院)の芸術的なブリッツからのロスタックルを筆頭に攻めのディフェンスを展開するも相手オフェンスのパスプレーを守り切ることができない。最後は相手QBのキープランでTDを許す。TFPのキックは失敗。 (東大7-27京大)
自陣20yd付近から東大の攻撃開始。QB#19曽原、RB#95伊佐治のランでゲインを狙うも1st downを更新することが出来ずにパントで攻守交替。
続くディフェンスでは相手QBのランプレーでゲインを許し、ロングパスで1st downを更新される。東大はLB#8関のハードタックルで粘るも、相手のパスプレーを守り切ることができずに再度TDを許してしまう。TFPのキックも成功。(東大7-34京大)
京大のキックはタッチバックとなり、自陣25ydから攻撃開始。RB#40国京、2年WR#88出蔵(駒場東邦)のプレーで1st down更新。RB#40国京が相手ディフェンスを吹き飛ばす気迫溢れるランで再度1st downを更新するも、ここでタイムアップ。試合終了。(東大7-34京大)
3年振りの開催となった「双青戦」。攻守ともに随所で良いプレーが見られるも、秋に向けて多くの反省材料が残る内容となった。