2015/09/12-駒澤大学戦
日時 9月 12日 14:00 Kick Off
場所 アミノバイタルフィールド
○東京大学 24 ―24 駒澤大学●
※タイブレーク制7-0の結果、東京大学の勝利
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | TB1 | TB2 | |
東京大 | 7 | 0 | 8 | 9 | 24 | 0 | 7 |
駒澤大 | 0 | 9 | 0 | 15 | 24 | 0 | 0 |
Game Report
いよいよ2015年ウォリアーズの開幕戦。
8チーム中6チームが入替戦に臨む「地獄のサバイバルリーグ」
しかし、春の京大戦に10年ぶりに勝利し、
今季の命運を握る初戦の相手は駒澤大学。
昨年BIG8の台風の目となり最終節までチャレンジマッチ進出の
BIG8優勝・TOP8昇格を果たすためには、
2015戦士達の全てを賭けた熱き戦いが残暑厳しい聖地アミノバ
【1Q】駒大のキックオフはタッチバックとなり、
先発QBは副将#12大槻(4年)。
1stプレーはスクリーンを受けたWR#13団栗(4年)
いきなりスペシャルプレーを繰り出すも駒大の反応良く僅かに3y
今試合MVP級の活躍を魅せるRB#21関野(3年)
しかし、再度RB#21関野がギブで12yd好走/3rd-5。
更にQB#12大槻が18ydオプションキープでFD獲得/
しかし、大事な1stシリーズはこの後が続かない。パス失敗、5yd中央ラン、
結局4th-5/パント。
パンターは関東学生界の中でも有数の実力を有する副将#
見事な軌道の好パントにより、
中央ランとドローでFD献上/自陣28ydへ。
駒大反則(フォルススタート)で5yd罰退/1st-15。
サイドスクリーンは進境著しいOLB#41宮崎諒(3年)
ミドルパス成功を許すも3rd-4。
ここでオプションピッチが乱れ、こぼれたボールをDL#5野原(
ディフェンスのビッグプレーで攻撃権を獲得した東大2ndシリー
先制点の絶好のチャンス。
先ずはRB#21関野がドローで快走/ゴール前24ydへ。
RB#28宮崎の9yd中央ランで2nd-
しかし、オプションピッチを受けたRB#
東大キックオフはリターン防止のための軌道の低いスクイブキック
しかし、サイドライン際をビッグリターンされてしまい、
1stプレーでスプリントアウトパス成功を許し、
駒大反則で5yd罰退の後のプレー。
中央突破したQBが10yd近くゲインするもボールをファンブル
これをCB#20金本(4年)が見事にリカバー。
ターンオーバーでピンチを脱した東大3rdシリーズは自陣18y
しかし、またもや反則(WRのホールディング)
そのままFD更新できず、4th-18/123パント。
風下からのパントのため距離が伸びず、
アウトサイドゾーンで大きくゲインされゴール前16ydへ。
中央ランを2ydに留めて2nd-8としたところで1Q終了。
【2Q】続くQBドローは絶対的守護神#2村本(3年)
続くスイープは主将DL#95神田(4年)がナイスタックル。
4th-4とし、駒大はTDを諦めFGトライ。
FG成功により7-3となるも、
東大4thシリーズは自陣32ydから。
パス失敗の後のプレーでRB#
追加点の欲しい今シリーズ・・・しかし上手く行かない。
中央ランは1ydロス、反則(イリーガルモーション)
QB#
何となく沈滞ムードの中で#88寒竹が見事にスーパーパント。
駒大4thシリーズは自陣8ydから。
2回連続のアウトサイドゾーンでFD献上/自陣21ydへ。
4ydパス、3ydスクランブルで3rd-3。
中央ランをFD更新までボール一個のところで見事に止め、
しかも駒大パントは距離が伸びず、
QB#12大槻の9ydドローの後、RB#
今度こそ追加点に結びつけたいところ。
しかし、・・・。
4ydスクリーンの後は反則(OLのフォルススタート)
ターンオーバーで攻撃権奪取した駒大5thシリーズは自陣33y
しかし、東大ディフェンスはFD更新を許さず。
4th-5/123パント。
前半残り時間2分を切って自陣33ydで攻撃権を手にした東大6
しかし、僅か20秒しか時間を使えず4th-10/
#88寒竹の超ロングパントにより、
残り時間は1分半。
ここは何とか守り切りたい。
しかし、8ydパス成功の後の2ndダウンショートの局面で、
プレーアクションから一発TD狙いのロングパス。
あっさりとCBを抜き去った駒大WRの手にすっぽりとボールが収
73ydの一発TDにより、逆転を許してしまう。
TFPは失敗したため、7-9。(残り時間1:11)
東大最後の攻撃は自陣27ydから。
WR#13団栗への8ydパスとWR#19野金(3年)
何とかFG圏内まで進みたい。
しかし、3回連続でパス失敗。
4th-10でTE#81岸本(3年)
残り時間12秒で再度攻撃権を渡してしまう。
プリベント守備を敷く中で駒大にドローで自陣39ydから東大陣
前半自滅の展開になりかけているウォリアーズ。
ハーフタイムで落ち着きを取り戻し、
【3Q】東大キックオフで後半開始。
#
駒大1stシリーズは自陣17ydから。15ydパワープレーでFD更新/自陣32ydへ。
続いて9ydパス成功で2nd-1。
ここで駒大はジェットスイープフェイクのフリーフリッカーの奇襲
しかし、これを読み切ったOLB#
春の京大戦勝利の立役者の一人であるOLB#
続くスクリーンもきっちり守り、4th-7/
敵陣46ydと絶好の位置で後半最初の攻撃権を手にした東大1s
先ずはQB#12大槻が5ydオプションキープ。
この後は、まさにRB#21関野のワンマンショー。
13yd・11ydの連続中央ランでゴール前17ydへ。
豊かなスピードとブロッカーを上手く使う技術の高さに応援団の大
更に11ydの中央突破ランでゴール前6ydへ。
1stプレーでアイソレーションからエンドゾーンへ駆け抜けるも
不用意な反則(ホールディング)により、TDは無効/
嫌なムードになりかけるも、今度は駒大反則(レイトヒット)
中央ランはノーゲインとなり、2プレー目はQB#
OL陣・WR陣が駒大ディフェンス陣を押しまくり、QB#
待ちに待った2本目のTDで再逆転。
更にTFPではFG体型からスペシャルプレー。ホルダーの#15古屋(4年)
見事に2ポイント成功!
これで15-9。(6:09)
駒大2ndシリーズは自陣35ydから。
TD後の今シリーズをきっちりと止めたいところ。
しかし、14プレーのTDドライブを許してしまうことになる。
11ydパス成功/自陣46ydへ。
2回の中央ランに粘り3rd-4とするも、
更に3rd-3まで粘るもアウトサイドゾーンにFD献上/
ブリッツしたOLB#41宮崎が渾身のQBサックで9ydロス/
しかも、
パワープレーをDL#95神田・#60高橋(3年)・ILB#
【4Q】ショートパス成功を許すもキャッチした瞬間にSF#
3rdダウン/ゴール前3ydと粘る東大ディフェンス陣。
しかし、・・・粘りもここまで。
最後はTDパス成功で15-16と再度逆転を許してしまう。(
続く東大キックオフリターンでは名手#
東大2ndシリーズは自陣19ydから。
前シリーズに続いて今回もTDを取って欲しい。
RB#21関野の2回連続のランでFD獲得/自陣31ydへ。
ここで超ビッグプレー炸裂!
TE#81岸本のリバースフェイクからWR#
一気に敵陣ゴール前25ydへ。
見事なプレーコール、QB#12大槻のナイスパス、WR#
さあこのチャンス、絶対にTDに繋げたい。
2回のランでゲイン出来ず3rd-10となるも、TE#
1stプレーはやはり信頼感抜群のRB#21関野のキャリー。
HOを受けたRB#21関野は見事なデイライトで、
21-16と再逆転。(4:00)
TD+
微妙な5点差のまま、次のシリーズへ。
駒大キックオフリターンに自陣42ydまでのビッグリターンを許
駒大3rdシリーズは自陣32ydから。しかし、・・・1stプレーでまたもや白昼の悪夢が襲う。
中央を抜けたRBに何とそのまま68yd一発TDランを許してし
これで21-22。
TFPも2ポイントを選択され、パス成功で21-24。(4:
続く東大キックオフリターン。
今回も#28宮崎が好走するも、またもや反則(
東大3rdシリーズは自陣19ydから。
残念ながら今シリーズはFD更新できず4th-3/3&アウト。
逆転された後のシリーズで、
風下からのパントは惚れ惚れする軌道を描いて敵陣レッドゾーンま
更に、コントロール抜群のロングスナップを送り続け#
駒大4thシリーズは自陣21ydから。
残り時間を考えると、
しかし、2回連続で3rdダウンまで追い込むも、
残り時間は約2分。
もう一回FD更新されると一巻の終わり。
最初のランは3ydどまり。
ここで2回目のタイムアウトを取って時間を止める。
2プレー目のランは4ydゲイン。
3回目のタイムアウトを取って臨んだ3プレー目のパワープレーは
残り時間は48秒。
駒大パントは距離が伸びず、
残り時期間43秒/
何とかFG圏内まで進み、FG成功=同点=
先ずはTE#81岸本へのスクリーン。
タックルされそうになりながらもウォリアーズの誇るスーパーアス
自陣38yd/残り時間35秒。
次いでシュアハンドWR#
激しいパスラッシュでサックされそうになりながらも、QB#
気迫溢れる根性ランで敵陣33ydへ/残り時間20秒。
ワンポイントリリーフで起用されたQB#14荒川(3年)
これでは41ydFGトライとなり、100%
もう少し前進したい。
次のパスは失敗。
駒大は最後のタイムアウト。
残り時間は12秒。
QB#12大槻からWR#19野金へのパスは失敗するも、
残り時間6秒/ゴール前8ydでFD更新。
サイドラインのチームメンバー全員と大応援団全員が固唾を飲む中
今春専任キッカーに転じ、
しかし、ひたむきな努力を重ねてきた#
#
4Q残り時間3秒という土壇場で見事に24-24の同点!!
最後のキックオフをきっちりカバーしたところで4Q終了。サドンデスのタイブレイクへ突入。
【タイブレイク1回戦】先攻は駒大。
1stプレーのスクリーンでいきなりTD献上・・・
駒大ホールディングの反則で10yd罰退/1st-17。
中央ランはILB#50藤本(2年)とDL#
僅か2ydに仕留め2nd-15。
オプションキープも3ydに留めて3rd-12
アイソレーションも2ydに抑え4th-10/
42ydFGトライは失敗。
後攻東大の攻撃。
TDは勿論、FG成功でもその瞬間勝利が決定。
良いムードの中で一気に決めたい。
しかし、・・・上手く行かない。
1stプレーのオプションピッチが乱れるも何とか確保/
次のプレーではOLのチョップブロックの反則で15yd罰退/
ドローフェイクからのロングパスは長過ぎて失敗/3rd-28。
WR#13団栗への13ydパスが成功し、4th-15/
47ydという非常に難しい距離のFGトライ。
スナップが乱れ、タイミングが合わず失敗。
【タイブレイク2回戦】今度は東大が先攻。先ずはTE#81岸本がジェットスイープで7ydゲイン。
次いでQB#12大槻がオプションキープで力走/
ランで1yd進み、ゴール前5ydへ。
さあ、ここは何としてもTDを狙いたい。
コールされたプレーはQB#12大槻からTE#
アクロスしてきたTE#81岸本へのパスが見事に成功!
ナイスパス・ナイスキャッチ!
#18佐藤のTFPは勿論成功で東大は7点獲得。
後攻駒大の攻撃。
先ずはスイープをSF#3中井川とILB#
ショートパス成功で3rd-4。
スクリーンでFD献上/ゴール前9ydへ。ここを守り切れるのか、それとも3回戦に突入か?
パワーランはILB#44勝とOLB#
次いでDL#60高橋がOLを押し込んで3ydロス。
そして次のプレー。
繰り出されたプレーはスイープフェイクのリバース。
しかし、
SF#3中井川とCB#
値千金のビッグプレーにより、4thダウン/
最後はTD狙いのロングパスを投じるしか無く、副将SF#
この瞬間、チームメンバーと応援団の歓喜の嵐の中で、
多くの反則で自滅しかけた試合。
危うく今シーズンが終わりかけた試合。
最後の最後まで、
しかし、
今試合で露わになった課題を全員が真摯に謙虚に受け止めよう。
高い目線でTOP8昇格にふさわしいチームになるべく精進すれば
頑張れ、2015ウォリアーズ!