2024/12/8-京都大学戦(JV戦)

日時 2024年12月8日(日) 13:00KO
場所 東京大学御殿下グラウンド

●東京大学0  ー  21京都大学◯

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 0 0 0 0 0
京都大 7 7 0 7

21

 

【1Q】
敵陣25yd地点から京大のオフェンスで試合開始。1年LB#40吉野(浅野)や1年LB#17岸(駒場東邦)が鋭いタックルを見せるものの、1st downを更新される。自陣への侵入を許したところで、京大は初めてパスを投じる。1年DB#19神田(聖光学院)がナイスタックルでWRを仕留める。しかし、相手OLが俊敏に動く中のランプレーを止められず、先制タッチダウン(TD)を許してしまう。(東大0-京大7)
自陣25yd地点から東大のオフェンスで試合再開。1年RB#38飯島(開成)が中央のランで力強くゲイン。さらに、1年TE#41西田(東大寺学園)の素晴らしいブロックを利用して、RB#38飯島がオープンをかけ上がり1st downを獲得。1年QB#0平松(ACS Cobham International School)がDLのラッシュを食らいながらも、1年WR#5國清(広島学院)にパスを通す。しかし、京大LBの集まりが早く、2度目の1st downは獲得できず攻守交替。
1年DL#59武田(渋谷教育学園渋谷)のナイスタックルにより、3rd downに追い込む。ここで1Q終了。(東大0-京大7)

 

【2Q】
京大のロングパスにより1st downを獲得される。1年DL#97井上(西大和学園)の鋭いスタートにより、ランをおさえる。1年DB#48山門(西大和学園)や1年DB#36伊藤(渋谷教育学園渋谷)が正確なタックルを見せる。3rd downではパスを失敗し攻守交替。
続くオフェンスではミスもあり、自陣3yd地点まで追い込まれる。1年OL#55尾嵜(和歌山県立橋本)、1年OL#76多田羅(東京都立戸山)、1年OL#70大和(海城)の素晴らしいプロテクションのなか、QB#0平松が1年WR#29大武(西大和学園)にパスを通し、一気に30ydゲイン。再びQB#0平松がWR#29大武にパスを通し、敵陣に侵入。1年OL#64水林(富山県立富山中部)のナイスブロックを利用し、1年RB#24永坂(西大和学園)がオープンを走るもわずかに1st downには足りない。ここで4th downギャンブルを選択。ランフェイクからのパスを選択するも失敗し攻守交替。
敵陣41yd地点からのディフェンス。スクリーンパスやQBランなど多彩なオフェンスを展開され、ゴール前5ydまで攻め込まれる。ここで1年DL#10木下(サレジオ学院)、1年DL#83津髙(西大和学園)が相手OLのブロックを破り、ゲインを許さない。しかしエンドラインギリギリのパスを決められ、2度目のTDを許す。(東大0-京大14)
続くオフェンスは、1年WR#1草場(聖光学院)とWR#29大武のナイスブロックを利用した、RB#24永坂のオープンランにより、敵陣に侵入。ここで前半終了。(東大0-京大14)

 

【3Q】
東大のオフェンスで試合再開。1年RB#31大野(麻布)の鋭い切り上がりによりゲインをするも、1st down獲得には至らず、攻守交替。
続くディフェンスではDL陣が躍動。DL#59武田がプレッシャーをかけパス失敗。1年DL#96川野(海城)のナイスタックルで、3rd downに追い込む。そしてDL#59武田がQBサックを決め、3 & outにおさえる。
1年OL#77村上(麻布)とOL#55尾嵜のブロックを利用し、RB#31大野がロングゲイン。1st downを獲得。その後もRB#31大野が力強いランでゲインを重ねる。敵陣に侵入すると、OL#70大和やWR#1草場、1年WR#11栗田(千葉県立千葉)がモールをつくり、ゴリゴリと中のランを進める。ここで1年RB#8大友(城北)が中に寄ってきたディフェンスを華麗なカットでかわし、外に展開してロングゲイン。敵陣10yd付近まで攻め込む。しかし、京大ディフェンスも粘りを見せ、4th downに追い込まれたところで3Q終了。(東大0-京大14)

 

【4Q】
なんとしてもTDをしたい東大は4th downギャンブルを選択するも、パス失敗により攻守交替。敵陣18yd地点からのディフェンス。京大は外のランプレーやQBスクランブルを駆使し、着実に陣地を回復する。東大も1年DL#90久保(広島なぎさ)やDL#59武田がラッシュでQBにプレッシャーをかける。LB#17岸が相手OLを青天させるナイスヒットを見せ、1年DB#54里井(西大和学園)がRBを1人で仕留める鋭いタックルを見せる。随所に光るプレーがあるもののじわじわと攻め込まれる。2QのTDと同じパスプレーをDB#19神田が見事なパスカットで防ぐ。しかし京大の巧みなQBランを止めきれず、TDを許す。(東大0-京大21)
続くオフェンスは、QB#0平松からTE#41西田へのパスが決まり、一気に1st downを獲得。TE#41西田へのスクリーンや、1年RB#80時永(麻布)のオープンランなどを見せるも4th downに追い込まれる。3度目の4th downギャンブルとなったが、QBサックを食らい攻守交替。
1年LB#18細見(開成)の素晴らしいタックルで3rd downに追い込むと、LB#17岸が再びOLを青天させ、そのままキャリアもタックルし、4th downに追い込んだところで試合終了。(東大0-京大21)

 

敗北したものの、練習してきた成果を随所に発揮していた試合となった。浮き彫りになった課題と向き合い、さらなる成長を遂げることに期待したい。

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